すみの席 きいた声は鼓膜を裂いてこもったまま
カーテンの染みをながめた そらした先の視界は別世界
悪気ない様子で鬼たちは退屈な群れをつくった
むかいあわせなんて隣には誰もこない
先生しらないの
背後であなたがわたしを罵った
それからだみんな同じ顔にみえるようになったのは
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迫りくる明日もこわいものとしってた
過ぎ去りし春は遠く美しく
落ちてくまぶたみひらいて両手で作る羽根は脆く儚く まぶしすぎる世界
それでもね、
秘密うたえれば平気でいられるんだ
見上げた先の陸橋で朝顔の傘が咲くの虹ように
あなたのように笑えなくてもいいよ今は
ゆるしてくれるなら
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日々の跡 嘘みたいな今をうけいれる ふせったまま