いらない手荷物からだからはぎとりそれらをあつめてひとりで焚き火をしようみんなが群れだす頃にぼくはひどい痛みをなくしはじめたのさ そうさそうさよどんだぼくの目われた硝子のなか 苦しいいいわけ 祭りのあとのしずけさ舌をまいてきみをよんだ そっぽむいてきみは去った うその声できみがいった言葉をくりかえしてた 尊い祈りのあとでうるさいまちの音 ひかりすぎるネオン 見慣れたそれらを横目にながしぶらりぶらりと歩いて涙をのみこむ夜