窮屈な経験値
縛られたぼくの声
響かないぼくの声
だれもいない暗い部屋でうたう夢など
無価値で馬鹿らしい
馬鹿らしい暗い部屋で
記憶の海に沈める日にはきみを崇めて
冗談は不安に埋もれぼくを呪うだけ
不死身のくせに腕を切る
戒めのため
2011年8月28日 日曜日 0:40
わたしが望む空はどこか消え去って
手のひら透ける血の色生きてるすべてを忘れたいのに
あなたがいない世界はなにも変わらずにまた
夢で会う意識のなか未知をみ有無もいえず今日が壊れる
わたしは止まったまま時間に飲み込まれて言葉をなくして
かなしいけれどこれでいいね これでいいね
こんなにも空になってしまって思考負けしているぼくは
ヘヴィな世界でずるくなりきれずにやりきれなくて無口になった
もうなにも感じないと話せば感情が独り歩きはじめるよ
言葉は無力で ぼくらはひとりで
まぶしい闇のなかで見いだす意味は彼方
ぼくらは息を潜めていたんだ
誰にも近づけない
誰にもふれさせない
言葉など交わさない
支配されたくない
今更過去を憂い眠れぬ夜を謳い
消せないから縋って逸らしてもまだいて
その場ではわからない
形を成すのは過ぎてからで
老いるまで重ねれるだけ重ねて
そうじゃないでしょ
変わらないきみでしょぼくは知ってるのは
どうしてこうして そして同化してる
どうしてこうして